COLUMN海外メディア戦略コラム
世界のカウントダウン、今年は?
2021年も終わりが近づいてきました。みなさんにとって、2021年はどのような1年でしたか?日本ではクリスマスが終わると新年の準備に入る家庭が多いと思いますが、世界ではもう一つ大きなイベントが待ち構えています。年末年始に実施される「カウントダウンイベント」です。
新型コロナウイルスの脅威は完全には去っていないものの、多くの国では今年、盛大なカウントダウンが開催される予定です。そこで本記事では、2021~2022年にかけて実施予定の世界の注目カウントダウンイベント一挙紹介します。
カウントダウンと言えばここ!アメリカのタイムズスクエア!
カウントダウンイベントと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、アメリカニューヨークの中心地タイムズスクエアで実施されるカウントダウンイベントでないでしょうか?新年の幕開けと共に大量の花火が打ち上げられ、会場周辺は大盛り上がり間違いなし。カウントダウンを楽しみたいに人には外せない場所でしょう。
タイムズスクエアは100年以上にわたりカウントダウンイベントを実施し、アメリカ国民はもちろん、世界中の人々が年末に集まり大騒ぎするエリアでしたが、2020年開催のカウントダウンイベントは新型コロナの影響で完全無観客に。代替のイベントがオンラインで実施され、多くの人々が残念な思いをしました。
2021年に実施されるカウントダウンイベントは、現在のところ入場者を制限して実施する予定で進められています。これまでのような誰でもが参加し盛り上がるイベントになるにはまだまだ時間がかかるようですが、一歩前進といったところでしょうか?
逆に言えば、タイムズスクエアでのイベントを少し落ち着いて楽しみたいという方には今年のカウントダウンイベントが絶好の機会になるかもしれませんね!
お金持ちが集まるドバイのカウントダウンはやはりすごかった!
続いて紹介するのはドバイのカウントダウンイベントです。ドバイといえば、世界の大富豪が多く暮らしているリッチな国というイメージを持つ人が多いと思います。そのイメージ違わず、ドバイのカウントダウンはド派手な演出が楽しめます。
ドバイには、世界一の高層ビル「ブルジュハリファ」や世界最大の噴水「ザ・ポイント」、世界最大の観覧車になるはずだった「ドバイアイ」など、世界一の建造物やイベント会場が豊富にあります。それらを舞台に打ち上げられる大量の花火は、ドバイでカウントダウンを迎える人たちを満足させてくれること間違いないでしょう。
超ど派手なカウントダウン花火を楽しみたければ、ドバイに行ってみてはいかがでしょうか?ちなみに、2020年開催のカウントダウンイベントは人数制限をかけて実施されました。2021年は新型コロナの影響次第とはいえ、ドバイではすでにイベントに向けたカウントダウンが始まっています。壮大なカウントダウンが楽しめるのではないでしょうか?期待しましょう。
花火だけでなくお祭り騒ぎも楽しめるリオのカウントダウン
カウントダウンの熱狂を楽しみたい!という方にはブラジルのリオデジャネイロのカウントダウンイベントがおすすめです。ブラジルと言えばサンバのイメージを持つ方も多いと思いますが、カウントダウンイベントにおいても迫力満点のサンバが楽しめます。
また、コパカバーナでの花火も迫力満点で、15分間で3万発もの花火が打ち上げられます。真っ暗な夜の海が花火の光だけで明るく照らしだされる様子は圧巻です。2020年実施のカウントダウンイベントは、ブラジル国内で新型コロナが拡大中ということもあり、オンラインイベントを併用しながら実施されましたが、現在新型コロナの国内観戦者数が落ち着いているということもあり、2021年実施のカウントダウンイベントは盛大に実施されそうです。
ロマンティックなカウントダウンはロシアで決まり!
ロマンティックなカウントダウンイベントを探している方にはロシアのモスクワで開催されるカウントダウンイベントがおすすめです。赤の広場には例年多くの人々が集まり、モスクワを象徴する宮殿である「クレムリン」と花火のコラボレーションを楽しみます。
2021年はどのように開催されるのか未だ未定な部分が多いもの、一生に一度は行ってみたいと考える人も多いカウントダウンイベントの1つです。
日本からの直行便もあるシンガポールで華やかなカウントダウンイベントを
日本からも気軽に行けるカウントダウンイベント先として知られるのがシンガポールです。シンガポールではマリーナベイを中心に色鮮やかな花火が盛大に打ち上げられます。
しかしながら2020年開催のカウントダウン花火は新型コロナ感染予防のために中止に。毎年実施されているその他のイベントは、人混みの集中を避けるために12月1~31日という長期間のスケジュールで実施されました。
2021年開催のカウントダウンイベントの詳細は未だ明らかにされてはおらず、花火が復活するのか、もしくは前年同様の方式をとるのかに注目が集まっています。シンガポールのことなので、花火がなかったとしても、人々が楽しめる新たな仕掛けを提供してくれるのではないかと思います。
おわりに
今回は、2021~2022年開催の注目カウントダウンイベント5選について紹介しました。カウントダウンイベントは新型コロナとの関連も強いことから、多くの国や地域において探り探りの準備が進められています。
新型コロナに負けないためにも、各国がしっかりと対策をとった上で、人々の気持ちが明るくなるようなカウントダウンイベント開催を期待したいところですね。