COLUMN海外メディア戦略コラム
マレーシア-主要メディアまとめ【テック編】2025年版

デジタル技術が日常生活やビジネスを根本から変革する今、マレーシアでもテクノロジー関連の報道と解説を担うWebメディアが、情報発信の中核を担っています。この記事では、チャットやSNSではなく、純粋にテック系のニュース・レビュー・分析を提供するWebメディアに限定して、2025年時点で有力なメディア5媒体を順に紹介します。加えて、新興ながら注目されているメディアも取り上げ、マレーシアのテック情報発信全体の流れを把握していただける内容にしています。
1. Lowyat.NET
画像引用元:Lowyat.NET
月間PV:約4.8 百万(Kartz調べ)
マレーシア国内で圧倒的な知名度と影響力を持つテック情報サイト。ガジェットやモバイル製品レビュー、最新のITニュースを幅広くカバーし、速報性とコミュニティ性が強みです。ユーザーの信頼感も高く、決して欠かせない存在として業界をリードしています。
2. Amanz.my
画像引用元:Amanz.my
月間PV:約1.0百万 (Kartz調べ)
マレーシア語圏で高い支持を得るIT専門サイト。PCやスマートフォン、関連ガジェットのニュースやレビュー、ハウツー記事に強みを持ち、簡潔かつ実用的なコンテンツでローカル読者に幅広く支持されています。
3. SoyaCincau
画像引用元:SoyaCincau
月間PV:約1.5 百万(Kartz調べ)
信頼性の高い独立系メディアとして、スマートデバイスやアプリ、テクノロジー関連のニュース・比較記事で知られています。中立的かつ質の高い解説が読者に評価されており、特に消費者の判断材料として重要な役割を果たしています。
4. TechNave
画像引用元:TechNave
月間PV:約1.1 百万 (Kartz調べ)
マレーシアで急成長中のテックニュースサイト。最新ガジェットのニュース、詳細なレビュー、スペック比較などが中心で、ユーザーの購買判断を支える、実用性の高い情報提供が特徴です。
5. TechPulse Malaysia
画像引用元:TechPulse Malaysia
PV情報公表なし(ただし注目度が高い)
政府のデジタルトランスフォーメーションやフィンテック、企業向け技術に特化した情報サイトで、2025年現在、注目メディアとして急成長中。公式PV値は未公表ですが、政策・業界分析に強い独自性が際立っています。
注目の新興メディアは?
以下の3つはKartzが注目する新興メディアです。ニッチ制や専門性など独自の読者層を育てつつある媒体として要注目のメディアです。
- JayceOoi.com:PCハード・ソフト、ガジェット、Webツールのレビューやチュートリアルが豊富で、実用性重視のコンテンツが強みです。
- OMG Hackers:ガジェット、最新テクノロジー、Tips・チュートリアルに関する記事を多く発信。若年層や専門志向の読者に向けた、ユニークな切り口が魅力です。
- Malaysia Tech News:最新ハードウェアやAI搭載PCなど、専門性の高い技術ニュースを扱い、技術愛好家層に注目されています。
是非、チェックしてみてください。
まとめ
2025年のマレーシアにおけるテック系Webメディアは、Lowyat.NET のような確立された情報源が引き続き影響力を維持する一方で、「実用」 「専門」 「分析」 といった異なる切り口で選ばれる新興メディアも明確に浮上しています。
特に、テクノロジーの社会的影響(FinTech、政策、DX推進など)を理解するには TechPulse Malaysia のような分析系が有用であり、ガジェットや製品の情報には Lowyat.NET/TechNave/Amanz が強く、大衆向けに公正な比較情報を提供する媒体として SoyaCincau の存在感も際立っています。
また、JayceOoi や OMG Hackers のようなニッチな専門性に根差すメディアは、今後さらにファン層を拡大する可能性を秘めています。
これからのマレーシアのテックメディアは、単に「ニュースを伝える」だけでなく、「解説し、使いこなす」ための情報生産拠点としての役割がますます重要となるでしょう。その進化の行方に、今後も注目です。
弊社は、世界各国に向けての効果的なPR施策を提供しております。また上記のメディアピッチするなどのマーケティングプランも用意しております。もし海外に向けたマーケティングをお考えでしたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。