COLUMN海外メディア戦略コラム

東南アジアの主要インフルエンサー・プラットフォーム

東南アジアは、デジタル化が急速に進む地域であり、SNSの普及に伴ってインフルエンサーの影響力がますます大きくなっています。特に若年層を中心に、インフルエンサーが情報の発信者としてだけでなく、消費行動における重要な意思決定要因として存在感を示しています。
各国で独自のプラットフォームが台頭し、多様なジャンルのインフルエンサーが活躍しています。本コラムでは、東南アジア主要国の主なインフルエンサーとその背景を紹介し、マーケティングにおいて押さえておきたいポイントを解説します。

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1. インドネシア:最大市場で台頭するマイクロインフルエンサー

インドネシアは、東南アジア最大の人口を抱える国であり、SNS利用者も2億人以上にのぼります。特にTikTok、Instagram、YouTubeが主流のプラットフォームとして定着しており、エンターテインメント、ファッション、ビューティー分野のインフルエンサーが活躍しています。
注目インフルエンサー
Rachel Vennya(@rachelvennya)

画像引用元:Rachel Vennya

フォロワー数:1,200万人以上(Instagram)
ライフスタイル、ファッション、ビジネスに関する情報を発信するトップインフルエンサー。

Jovi Adhiguna(@joviadhiguna)
フォロワー数:400万人以上(TikTok)
美容、ファッション、LGBTQ+コミュニティの支持を受ける人気インフルエンサー。
2025年のトレンド
マイクロインフルエンサー(フォロワー数1万人~10万人)の影響力が拡大。
インドネシア政府の規制強化により、広告コンテンツの透明性が重要視される。

 

2. タイ:エンタメ×SNSで成長するインフルエンサーマーケット

タイは、東南アジアでも特にエンターテインメント産業が盛んな国であり、インフルエンサーもエンタメ分野に強い影響力を持っています。Instagram、YouTube、Facebookが主なプラットフォームで、特にYouTubeの利用が盛んです。
注目インフルエンサー
Mayy R(@mayyr)

画像引用元:Mayy R
フォロワー数:200万人以上(YouTube)
美容、ファッション、ライフスタイルに特化した人気クリエイター。

Kaykai Salaider(@kaykaisalaider)
フォロワー数:1,500万人以上(YouTube)
タイ最大のYouTuberで、コメディやチャレンジ系の動画で若年層に人気。
2025年のトレンド
ショート動画(TikTokやYouTube Shorts)の需要が拡大。
ブランドコラボにおいて、インフルエンサーが商品開発にも関与するケースが増加。

 

3. フィリピン:SNS利用率が高い国でのインフルエンサー事情

フィリピンは、Facebookの利用率が世界で最も高い国の一つであり、SNSを通じたコミュニケーションが日常的です。フィリピンのインフルエンサーは、エンタメ、音楽、ファッション、ビューティー分野において大きな影響力を持っています。
注目インフルエンサー
Maine Mendoza(@mainedcm)

画像引用元:Maine Mendoza

フォロワー数:5,000万人以上(Instagram、Twitter)
女優、モデルとして活躍し、多くのブランドのアンバサダーを務める。

Wil Dasovich(@wil_dasovich)
フォロワー数:2,000万人以上(YouTube)
旅行、ライフスタイルに特化した人気インフルエンサー。
2025年のトレンド
ショッピング機能付きライブストリーミングが急成長。
海外ブランドがインフルエンサーを通じてフィリピン市場に参入する動きが活発化。

 

4. ベトナム:急成長する若年層市場

ベトナムは、若年層の割合が高く、デジタルデバイスの普及も進んでいます。TikTokが特に人気で、若者をターゲットにしたインフルエンサーが次々と登場しています。
注目インフルエンサー
Quynh Anh Shyn(@quynhanhshyn_)

画像引用元:Quynh Anh Shyn
フォロワー数:200万人以上(Instagram)
ファッション、ビューティー、ライフスタイルで影響力を持つ。

Khoi My(@khoimyofficial)
フォロワー数:1,000万人以上(YouTube)
歌手、女優として活動し、ファンとの積極的な交流が特徴。
2025年のトレンド
ローカルブランドとインフルエンサーのコラボレーションが拡大。
SNS広告規制の導入により、インフルエンサーとの契約が明確化。

 

5. マレーシア:多文化社会における多様なインフルエンサー

マレーシアは、多民族国家であり、言語もマレー語、英語、中国語が使われます。そのため、ターゲットに応じた多言語での情報発信が必要です。
注目インフルエンサー
Jane Chuck(@janechuck)

画像引用元:Jane Chuck
フォロワー数:600万人以上(Instagram)
美容、ライフスタイル、旅行をテーマに発信。

Namewee(@namewee)
フォロワー数:300万人以上(YouTube)
音楽や社会問題を取り上げるアーティスト兼インフルエンサー。
2025年のトレンド
ESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮したブランドがインフルエンサーを活用。
ショート動画とポッドキャストの利用が拡大。

 

まとめ:東南アジアのインフルエンサー市場の成長は続く

東南アジアのインフルエンサー市場は、2025年も引き続き拡大する見込みです。各国の市場ごとの特性を理解し、インフルエンサーと協力することで、効果的なマーケティングが可能になります。

インドネシア: マイクロインフルエンサーの活躍が顕著。

タイ: エンタメ分野の影響力が大きい。


フィリピン: SNSライブショッピングが成長。


ベトナム: 若年層をターゲットにしたTikTokの利用が増加。


マレーシア: 多言語対応が重要。

これらの情報を活用し、東南アジア市場でのインフルエンサーマーケティングを成功させましょう。インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシアへのプレスリリース配信およびインフルエンサーを含むマーケティング活動などに興味がございましたら、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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