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一生に一度は体験したい世界の音楽フェス【2020年】と【2021年】

コロナによる大きな影響を受けたのが音楽フェスです。2020年の世界の音楽フェスは、コロナの影響により多くが中止、もしくはオンライン開催することを余儀なくされました。

では2021年には音楽フェスは開催できるのでしょうか?音楽フェスの開催予定を考えることは、2021年を予測する上で非常に役に立ちます。

そこで本記事では、世界の主要音楽フェスティバルが2020年に実施した対応と、2021年の開催予定について紹介します。

フジロックフェスティバル

日本で有名な音楽フェスの1つが、富士山麓で行われる国内最大級の野外ロック・イベント「フジロックフェスティバル」です。1997年より音楽好きを熱狂させてきたフジロックフェスティバルですが、2020年は残念ながら開催を断念。2020年6月5日に開催延期のお知らせを発表しました。延期先の日にちは2021年の8月ということで、事実上の中止です。

しかしフジロックフェスティバルは2021年の開催に前向きで、開催日である8月20~22日に向けて着々と準備を進めています。また、2020年12月31日には、KEEP ON FUJI ROCKIN’ II “On The Road To Naeba 2021” と題したキック・オフイベントを開催。withコロナの中でのイベント開催に向けた準備や手立てを進めています。

屋外開催ということもwithコロナの中でのイベントとしては相性がよく、コロナの状況によっては開催できるのではないかとも期待されています。今後のさらなる情報に期待が高まります。

 

グラストンベリー・フェスティバル

2020年6月24~29日にかけて実施予定であった、イギリスで実施される世界最大級のロック・フェスティバル「グラストンベリー・フェスティバル」も、コロナの影響で中止になりました。2020年は開催50周年を迎える記念すべきフェスティバルでしたが、ヨーロッパでは2020年初頭からコロナが拡大しており、2020年3月に中止の決断が発表されました。

では2021年はどうかというと・・・開催者であるグランストンベリーは2021年1月21日に2021年のイベントも中止することを発表しています。ヨーロッパではコロナの変異種が拡大しており、フェスティバルが開催できる状況にないと判断したグラストンベリーが、昨年よりも2ヶ月早く中止を発表しました。

2022年は開催したいという思いがある一方で、極度の経営難に陥っているグランストンベリー主導の開催が可能かどうかにも注目が集まります。

 

トゥモローランド・フェスティバル

毎年ベルギーで開催される世界最大級のEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)フェスティバルが「トゥモローランド・フェスティバル」です。ダンス好きにも人気の大規模イベントで、2020年は2週連続の計6日間開催が予定されていましたが、コロナの影響で中止に。

代わりにデジタル音楽フェスがオンラインにて開催されました。また、2020年12月31日には再度オンラインにて1日限りのデジタルイベントを開催。音楽や映像、ダンスを取り入れたにぎやかな演出に多くのファンが酔いしれました。

2021年の開催については公式からの発表は行われていませんが、ファンの間では初となる3週開催も噂されており、運営側も積極的だということ。コロナの中でどのような手立てを講じてくるのか、運営の手腕にも注目が集まります。

 

コーチェラ・フェスティバル

(画像の参照元

アメリカ最大規模の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」は、毎年4月に実施されています。当初は2020年4月の開催を10月に延期したものの、コロナが収束する見込みがなく、最終的に中止を決断しました。

2021年は例年通り4月に開催予定でしたが、2021年1月30日にTwitterにて2021年の中止を発表しています。主催者側からは、自分たちの努力だけではどうしようもできない苦しみが伝わってきます。

 

シゲト・フェスティバル

「シゲト・フェスティバル」は、ハンガリーのブダペストで8月に行われるヨーロッパ最大規模の音楽フェスです。ハンガリーでは少なくとも2020年8月15日までは大規模なイベント開催が禁止されており、政府の方針に応じた形でシゲト・フェスティバルも中止となりました。オンラインで一部のアーティストがライブを実施したり過去の映像を流したりするなど、小さなオンラインイベントも実施されましたが、盛り上がりはイマイチだったようです。

2021年の開催に関しては、コロナ対策を厳重に行い、来館者の健康・安全を第一に考えた上で実施したいとの発表を行っています。しかし、2021年の実施予定日は公式発表されておらず、開催が難しいのではないかという声も多いようです。

 

終わりに

2020年の音楽フェスは、コロナの影響を受けてほぼすべてのフェスが中止、もしくはオンライン開催になりました。音楽フェスはその場の臨場感を楽しみたいという人も多いため、オンライン化が難しいイベントでもあり、開催側は頭を悩ませているようです。

その一方で、EDMで人気のトゥモローランド・フェスティバルに関しては、派手な映像や音楽を効果的に用いながら、オンラインでの可能性を広げています。

コロナの脅威がしばらく続くようならば、今後はオンラインとどのように付き合うのかが非常に重要な視点となります。音楽フェスに限らず、どの分野であってもオンライン化を図ることは避けては通れません。早め早めに対策を講じることをおすすめします。

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