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旅行禁止!?コロナ禍に見えたトラベルの新しい形6選

新型コロナウイルスにより、世界は大打撃を受けました。中でも観光業界の損失は大きく、観光庁によれば、主要48旅行業者の2020年3月総取引額は、71%減になったと報告されています。しかし、コロナの脅威は現在でも収束しておらず、トラベルが元通りになるのはまだ先になりそうです。

このような過酷な状況の中、トラベル業界やトラベラーたちは、コロナ禍でも楽しめる数々の方法を考案。新しいトラベルの形を見いだしてきました。

本記事では、2020年に日本もしくは世界で注目を集めた、新しいトラベルの形について紹介します。

トラベル系YouTuberと一緒に自宅で楽しむ

まず紹介するのが、世界各地で活躍するトラベル系YouTuberの動画を見て楽しむ方法です。世界には、食レポトラベラーや遺跡探検トラベラー、冒険家トラベラー、体験トラベラーなど、さまざまなタイプのトラベル系YouTuberがいます(世界の人気トラベル系YouTuberに関しては、過去の記事をご覧ください)。

自分に合ったトラベル系YouTuberを見つけ、彼らがすでにアップロードした動画を視聴することで、自分が行きたかった場所にタイムトリップしたかのように楽しい時間を過ごすことができます。

この方法は、無料かつ自宅から楽しめるため、2021年にはますます注目を浴びるだろうと考えられています。

しかし問題は、トラベル系YouTuberたちも気軽に旅行に行けないということ。新作のアップロードまでは、少し時間がかかるかもしれませんね。

 

中国ではいち早くオンライン観光に脚光が!

コロナがいち早く収束した中国では、オンライン観光やライブツアーを通したトラベルに注目が集まっています。

当初は、観光地の画像に音声アナウンスがつく程度のオンライン観光がメインでしたが、中国でブームになっているライブ配信を利用したオンライン観光が始まると、多くの人々が注目し始めました。

ライブ配信では、出演者と直接コミュニケーションがとれることに加え、自分の要望を伝えることで、自分が見たい箇所にビデオが寄ってくれるという、新しい体験が可能になりました。

中国では今後、人気インフルエンサーが旅行に出かけ、視聴者とともにトラベルを楽しむというライブ配信トラベルに注目が集まると考えられています。

日本においても、HISが中心になり、世界の名所を生配信で楽しめるオンライン体験ツアーを開始するなど、新たな取り組みが始まっています。

2021年、世界や日本において、オンライン観光がどこまで人気を集めるかに注目が集まります。

 

トラベル代行サービスで自分だけのトラベルを♪

トラベル代行サービスは、自分が行きたい、見たいと考えている地域に住む人々と連携し、その映像や体験を生中継してもらうサービスです。大勢の人を対象とするオンラインツアーとは異なり、たった1人のクライアントのために、独自のトラベルプロジェクトを設定できるところに特徴があります。

トラベル代行サービスは、オンライン観光ツアーと比べると値段が高く設定されていることもありますが、物価が安いエリアを選ぶことで、値段を抑えて楽しむことも可能です。

最近は、後進国に住むレポーターの生活支援をかねて実施されることもあります。例えば、トラベル代行サービスを実施している「Travel at Home」では、料金の大部分がレポーターの給料になるようなパッケージを組むなど、助け合いにも力を入れたサービスが提供されています。

自分ではなかなか行けないけれども、代理で行ってもらうトラベル代行サービスは、新しいトラベルの形として今後注目を集める可能性があります。

 

SNSを活用した仮想旅行を楽しむ

世界では、SNSのグループに旅行好きが集まり、仮想の旅行を楽しむオンライン旅行グループが広がり始めています。例えば、地元のおすすめの写真をお互いに送り合ったり、お気に入りの動画をアップロードし、観光地ランキングを決めたりしています。

とくにFacebookグループを通したトラベラーたちの交流が盛んで、次に行きたい旅行地を探すトラベラーたちで溢れています。今は現地に旅行に行くのを少し我慢し、自分が本当に行きたい場所を探すことに専念しているトラベラーも多いようです。

 

現地で旅行仲間を探す

2020年に急速に増えたトラベルの形が、現地で旅行メンバーを集めるというトラベルの形です。本来であれば、気心のある友達とトラベルに行きたいところですが、コロナ禍では難しいのが現状。

そのため、現地に住む人々にトラベルに行く時間や場所を共有し、ともにトラベルできる人はいないかを探す人々が急激に増えました。現地人と一緒であれば、コロナ禍のルールに則った上でトラベルが楽しめます。

コロナによるトラベル制限が続くようであれば、現地でメンバーを集め、初対面の人々で観光を楽しむこのトラベルの形は、ますます人気を集めるかもしれません。

 

ARやVR、360度カメラなどを利用して映像を楽しむ

ARやVR、360度カメラなど、最新のテクノロジーを利用したトラベルにも注目が集まっています。特に360度カメラは、専用のカメラさえ購入すれば誰でも撮影が可能なため、多くのYouTubeや旅行会社が導入しています。また、空からの様子を撮影できるドローンも人気です。

テクノロジーの進歩により、家の中にいながらでも、世界の風景を身近に楽しめる日が来るかも知れません。

 

終わりに

2020年に世界で注目を集めた新しいトラベルの形について紹介しました。世界にはトラベル好きが多くおり、たとえコロナで外出ができなくても、その欲求は違う形で満たされます。

つまり、1つのチャンスが消えたら、違うところにチャンスが生まれるということです。

もし、海外マーケティングや海外PRにおいて、他の企業とは異なるアイデアがほしいとお考えでしたら、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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