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世界のスマホシェアを大公開!Appleを抜いて2位になったのは・・・

2021年9月、アップル社が新作となるiPhone13シリーズを発表し、販売を開始しました。個人で楽しむだけならば目の前にある情報を楽しむだけで問題ありませんが、もしビジネスと結びつけるのならば、もう少し先の未来を見たいところ。今後のスマホがどうなるのかについて理解しておくことは重要でしょう。

本記事では、世界におけるスマホのシェア事情を紹介すると共に、今後期待されているスマホの機能や形態について紹介します。

世界におけるスマホのシェアは?Appleは3位!1・2位となったのは・・・

(画像参照元はCanalys Smartphone Market Pulse: Q2 2021

 

市場調査会社であるCanalysによれば、2021年4~6月の世界のスマホシェアは、以下のような結果であったと報告されています。

 

世界のスマホシェアランキング

1位・・・Samsung(18%)

2位・・・Xiaomi(17%)

3位・・・Apple(14%)

4位・・・Oppo(10%)

5位・・・Vivo(10%)

 

2020年の同時期のデータではSamsungが同様に1位という結果でしたが、驚くべきはXiaomiの急速なシェア拡大です。前年比で83%増という急成長を見せており、昨年の世界シェア3位からAppleを抜き去り、シェア2位へと躍り出ました。

2位のXiaomi、4位のOppo、5位のVivoの3つは中国に本社を置く会社で、成長幅は他の企業と比べ大きくなっています。これらの中国企業は、低価格、ハイクオリティのスマホを開発することによってファンを増やし続けています。

たとえば、シェア2位のXiaomiのスマホは、低価格から高価格まで幅広いラインアップが特徴です。最も値段が安いデバイスであれば、日本円で10,000円程度から購入できます。世界ではスマホがまだまだ普及しておらず、スマホに憧れる人々も多くいます。中でAppleの10万を超えるような最新機種には手が出ず、中国産の安価なスマホを買い求める人が増えているのです。

中国産のスマホは値段が安いにもかかわらず、スペックはSamsungやAppleに十分対応できるものになっています。ハイスペックスマホが格安価格で購入できることから、新興国などを中心に人気が高まっています。

日本では中国産のスマホはセキュリティ面の不安から利用を避ける人が多い傾向にありますが、世界に目を向けると低価格ハイクオリティの中国産スマホはやはり魅力的です。中国のスマホメーカーの躍進は今後もしばらくは続くだろうと考えられます。

 

ガラケー、スマホ、次に来るのは何?

スマホが誕生したことで、携帯電話は単なる通信手段から、情報検索の媒体となり、さらにさまざまな機能を備えたツールへと変貌。私たちの生活になくてはならないものになっています。では、スマホの次はどのような携帯電話が誕生するのでしょうか?

近い将来に主流となると言われているのは、折りたたみ式のスマホです。スマホは便利な反面、サイズが大きくなりがちで、持ち運びには適していません。もし折りたたみ式のスマホが主流になれば、ガラケーの折りたたみ電話のように、ポケットに入れて簡単に持ち運べるようになるでしょう。

折りたたみ式のスマホに関しては、すでにメーカー各社が制作に取りかかっており、早いメーカーではすでに販売されています。たとえば、Samsungはいち早く折りたたみスマホの開発を始め、2020年に先行モデルを販売開始しています。

(画像参照元は折りたたみスマホの第2弾、サムスン「Galaxy Z Flip」をauが独占販売。2月下旬発売予定

Appleも同様に折りたたみiPhoneの開発を進めていますが、発売時期に関しては明らかにされていません。

(画像参照元はiPhone Flip Concept — Apple

しかしながら、すでにスマホのサイズになれてしまった人も多いことや、スマホに期待することとしてサイズよりも機能面を挙げる人が増えてきたこともあり、ガラケー時代に起こったようなバカ売れにはつながらないのではという見方が強いようです。

では、スマホの次に来るのは何かといえば・・・大きな期待を集めているのがウエアラブルではないかと囁かれています。ウエアラブルはめがねや時計など、普段身につけるものにさまざまな機能が組み込まれたものです。スマートウォッチもいわゆるウエアラブルの1つですが、スマートウォッチはスマホの一部機能が組み込まれただけと認識されることもあり、そこまでのブームにはなっていません。

しかしながら、AR/VRの進歩により、何もない空間に映像を生み出したりすることができるようになってきています。これが進めば、スマホのようなデバイスを利用することなく、ウエアラブルによって仮想の映像を作り出し、それを操作することで各種サービスが利用可能になるだろうと考えられています。アニメなどでよくあるような近未来がついに実現可能になるというところでしょうか。

2020年ごろまでは、さまざまなテクノロジーが独自で進化を図る時代でした。しかし、それぞれのテクノロジーが実用化に近づく今日、次はさまざまなテクノロジーの融合により、新サービスが誕生する時代へと突入します。これまでなかなか日の目を見なかったウエアラブルも、ARやVR、各種テクノロジーの進歩により、いよいよ時代の最先端になるべく動き出すと考えられています。スマホのかわりに専用ゴーグルを身につけ、何もない空間にスクリーンを生み出し、電話をかけたり、仕事をしたりする時代が近づいているのかもしれません。

 

おわりに

2020年代になり、テクノロジーの進歩はますます加速するだろうと考えられています。これまでの当たり前はすぐに過去のものとなり、流れについて行けないビジネスは廃れていきます。

世界は日本が歩くスピードよりもさらに早足で進んでいます。もし今後、日本で最先端の商品やサービスを生み出したい、世界に通用するような商品を販売したいと考えているのであれば、常に世界の情報に目を向ける必要があります。

弊社では、世界最先端のテクノロジー情報も豊富に取り扱っています。また、世界にアピールするためのPR方法も熟知しています。もし海外を視野に入れたビジネスをお考えでしたら、まずは一度お気軽にご相談ください。

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