COLUMN 海外メディア戦略コラム

海外プレスリリースで守るべき10のルール

海外プレスリリース作成のルール

海外に向けたプレスリリースを送るときには、その国やマーケットに合ったやり方で行
うことが重要となります。日本語で送るプレスリリースに、日本ならではのルールやコ
ツがあるのと同じように、海外には海外のやり方があります。インターネットの普及で
メディア事情はこれまでと大きく異なってきているため、各国の情報の流れに沿ってプ
レスリリースを作成することが求められます。
具体的に、どのようなポイントに気を付けてプレスリリースを設計、配信すればよいの
でしょうか?今回は、海外プレスリリース配信の際に気をつけたい10のルールをご紹
介していきます。

1. ターゲットは「専門ライター」

現在の主流は、各分野に詳しいライターやインフルエンサーが記事を書き、それをメ
ディアが取り上げるという流れ。英語圏では署名記事がほとんどであることも特徴で
す。プレスリリースは「メディア向け」に書くのではなく、ターゲットは「専門ライター」で
あることを意識して書くことが大切です。

2. 個人的メッセージを添えると効果的

ライターの目に留まりやすくするために、プレスリリースに個人的なメッセージを添え
ることは効果的です。ライターが以前執筆した類似商品などがわかっている場合には
、リンクを貼り「この記事を読んでご連絡いたしました。弊社の商品についても是非ご
意見・ご感想をお聞かせください」という一言を導入文に加えてみましょう。メールを読
んでもらえる可能性が高まり、ライターの心に響けば、掲載の確率も確実に上がりま
す。

3. デジタルコンテンツ(ビデオ、Webサイト等)へのリンクに誘導する

もはや、プレスリリースを紙で読む人はほとんどおらず、メールで送られてくるプレスリ
リースをパソコン上で読むのが一般的です。
パソコンで見ることを前提にビデオやWebサイトのリンクにうまく誘導し、体験してもら
うプレスリリースを作ることが大切です。プレスリリースに大量の情報を記載して「読ん
でもらう」ことより、「体験してもらう」プレスリリースを作りましょう。

4.「ローカルから全国区へ」の流れを意識する

全国区で掲載されたものがローカルメディアへ広がっていく、というのがこれまでの情
報の流れでした。現在は、ローカルで注目され取り上げられたものが全国区に広がっ
ていくという、まさに真逆の流れとなっています。つまり、ローカル、ニッチ産業から攻
めるのが効果的。ローカルでの掲載実績を積み上げ、全国区のメディアに広げていく
流れを意識するとよいでしょう。

5. その国の最新ニュース、トレンドにマッチさせる

プレスリリースを記事にするか否かは「ニュースにする価値があるか?」で決まります
。商品の良し悪しよりをアピールすることよりも、世の中のトレンド、流れにマッチした
内容であることの方が大切なのです。プレスリリースを送付する国・地域・マーケット
の空気感、最新ニュース、トレンドをよく読み、そのタイミングに合ったプレスリリース
を設計することが重要です。

6. 著名人のコメントを入れる

インフルエンサーの存在が大きい現在。業界トップのコメントがあれば、商品・サービ
スに対する信頼度は大きくアップします。プレスリリースに業界トップや著名人のコメ
ントを含めることを検討しましょう。

7. 送付時間をあえてずらす

日々大量のプレスリリースを受け取るライター、メディア従事者の立場に立って、送付
時間をずらすという小技的なテクニックがあります。たとえば、午後1時におくる予定の
ものを、ライターがざっと読み終えた1時15分あたりに送ってみます。たった15分の差
だけでも、じっくり読んでもらえる確率が上がることが期待できます。

8. 商品そのものではなく、ストーリーを伝える

Kickstarterなどのピッチ動画などは是非参考にしましょう。特に話題となった
Kickstarterのキャンペーンを見ればわかるように、ポイントは商品自体ではなく、スト
ーリーを伝えている点。プレスリリースでも同じように考え、商品そのものではなく、開
発に至った経緯や苦労話、さらに人々が抱える悩みなど、オリジナリティーのあるスト
ーリーを伝えられると効果的です。

9. これまでの「プレスリリース像」を捨てる

ライターやメディア従事者は日々大量の情報を受け取っているので、従来のフォーマ
ットで長々としたプレスリリースを送っていては嫌がられるだけです。商品・サービスに
ついてたくさんのことを伝えたい気持ちはわかりますが、簡潔に必要な情報を伝える
ことの方が何倍も、何十倍も大切です。

10. 技術と経験のある専門家に依頼してみる

日本語で日本語のプレスリリースを作るのも難しいのですから、海外に送るプレスリリ
ースは専門のライターに依頼するのが最も効果的と言えるでしょう。言葉が使えるの
と、使い方がうまいのは全く別の話なので、ただ翻訳するだけではなかなかターゲット
に届きません。言葉を操るには技術と経験が必要、専門のライターにお願いすること
が重要なカギとなります。

いかがでしたか?今回の10のルールは、日本語でのプレスリリースに活用できること
も多いはずです。是非御社のプレスリリースの作成に役立てていただけるとうれしいです。

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