COLUMN海外メディア戦略コラム
海外で活躍する日本人インフルエンサー
TwitterやInstagramなどのSNSやYoutubeなどの動画サイトを通じてインターネットによる情報発信のハードルが下がり、誰もがインフルエンサーと呼ばれる立場になる可能性のある時代になりました。
そこで本記事では海外でも注目されている日本人インフルエンサーに着目し、なぜ海外で注目されているのか、なぜ海外を選んだのかなどを調べてみました!
片付けコンサルタント「こんまり」
こんまりこと近藤麻理恵さんは片付けコンサルタントで知られるインフルエンサーです。あの米TIME誌、「世界で最も影響力のある100人」に選出されるほど。その情報発信力はTwitterやYoutube、自ブログをはじめとする媒体はもちろん。著書が翻訳され出版され世界中に「こんまり流片付け術」が広まっております。
人によってはなかなかものを捨てられず「とてもじゃないけど部屋が片付かない!」とお悩みの方もいるでしょう。こんまりさんはそういった方の強い味方。
例えば「捨てる」という行動に対してなかなか苦手意識がある方でも、何を「残したい」か優先度を付けるのならばできるはず。
そういった考え方一つ一つの積み重ねで片付けから人生を理想的なものにしていくのがこんまり流の片付け術です。
Instagramの女王「渡辺直美」
Instagramの女王とも呼ばれる渡辺直美さんも世界的に有名な日本人インフルエンサーの一人と言えます。Instagramと言えばやはり写真を中心としたSNS、彼女はそこで日本一のフォロワー数に登り詰めた人物。そうなればどういうインフルエンサーか大体想像はつきますね。彼女は写真を武器にインフルエンサーとして活躍しています。
彼女の前提として写真の映り方や加工など大変気を使っている点が挙げられます。
どうやっても目立つ有名人との写真や魅力的なファッション系写真なども多く投稿していますが、こうした基本をおろそかにしない努力家な点。こうした部分がインフルエンサーの基礎を支えているのかもしれませんね。
そんな渡辺直美さんですがどちらかと言えば日本を中心に活動していましたが、2021年4月ごろからアメリカに活動拠点を設立!
しばらくはアメリカを中心としてますますの活躍が期待されます!
中国市場が今は熱い! 中国最大級のSNS「Weibo」のインフルエンサー
中国において最大級の規模をほこるSNS「Weibo」にアカウントを開設する日本人芸能人が中国国内でインフルエンサーといえる立ち位置になるという例も少なくありません。例えば元SMAPの木村拓哉さんや元AKB48の小嶋陽菜さんなどのケースが挙げられます。
なぜWeiboにアカウント開設するのでしょうか?
理由として中国は市場として無視できない大きさで、そこで名前が知られるのは一定以上のファン層の開拓に繋がるものであると容易に推測できます。
そして中国では国の事情でFacebookやTwitter、Instagramと言った海外SNSを現在利用できません。
そんな中でも中国国内では国外の有名人・インフルエンサー情報を知りたいという層もいるのは間違いありません。その層を狙ってWeibo内でアカウントを作成しマーケティングを行うのはある種理に適っているのではないでしょうか。
元SMAP「木村拓哉」
キムタクこと木村拓哉さんは中国映画に出演することをきっかけにWeiboにアカウントを作成したと言われています。木村拓哉さんの所属するジャニーズ事務所はWeibo進出に力を入れており、次々と同社所属アイドルのアカウントを作成してSNSマーケティングを行っているとされています。
元AKB48「小嶋陽菜」
公式サイトはこちら
小嶋陽菜さんも中国のファン層向けにWeiboにアカウントを作成したとされています。タレントだけではなく経営者としても知られている小嶋陽菜さん。中国への進出も本人のマーケティングだけではなく事業のマーケティングも含まれている可能性がありそうですね。
今後のインフルエンサーの流れ
今回は既存のSNSを中心にインフルエンサーを紹介しましたが、今後新しいSNSや現在流行中のメタバースに特化したインフルエンサーが出るのはまず確実と思われます。
しかし、本質はあまり変化せず、個人の特技・個性がそのまま数値(フォロワー数など)に影響するタイプのインフルエンサーや、企業のマーケティング努力が数値(売り上げ)に影響するタイプのインフルエンサーそれぞれが活躍すると思われます。
また既存のSNSも続々と収益化への道筋が確立されておりインフルエンサーに優しい時代になったと感じられます。
おわりに
SNS時代にまたたく間に広まったインフルエンサーという概念。
情報発信力と熱意次第で誰でもインフルエンサーになるチャンスが転がっています。
今回紹介したインフルエンサーの中には好きなもの興味あることを突き詰めていた結果世界的インフルエンサーになったという例もあります。
「企業がバックになきゃ無理じゃないの?」とは思わずまずは自分の興味のあることを少しずつ発信してみてはどうでしょうか。