COLUMN 海外メディア戦略コラム

話題の中心はPCとデバイス!香港で人気のテクノロジー系サイトまとめ

香港では、アクセス数の上位に入る規模の大きなテクノロジー系メディアは数えるほどで、このジャンルのサイト自体もそれほど多くありません。その一方で、各サイトは扱う内容やサイトのカラーを工夫し、それぞれに熱心な読者を持っているようです。

総じて、PCやスマートフォンを中心に取り扱うサイトが目立ち、香港住民のこれらのジャンルへの関心の高さを感じさせました。また、ローカルに展開するページだけでなく、海外サイトの中国語版や台湾のサイトへのアクセスも一定数あるようです。

1 電腦領域(HKEPC Hardware)

http://www.hkepc.com/

2002年にスタートした電腦領域は、香港で最もユーザー数が多いIT系サイトの一つです。CPUやSSDの詳細なスペックレポートを中心に、ハードウェアについての豊富な情報を掲載しています。新作PCやガジェットのレビューや、セール情報などを紹介するカテゴリもあります。Facebook上では5万人を超えるフォロワーがいます。

2 香港矽谷(HKSilicon)

https://www.hksilicon.com/

香港矽谷は、ITに関する情報プラットフォームとして多くのユーザーの支持を集めるサイトです。ブロガーの記事や他媒体の配信記事などを高い更新頻度でアップしており、その内容は業界情報、デバイス、ビジネス・マーケティングと多岐にわたります。香港矽谷はAndroidアプリも配信しています。

3 Engadget 中文版

https://chinese.engadget.com/

英語や日本語をはじめ、スペイン語、ドイツ語とグローバルに展開するテクノロジーメディアの中国語版。記事内容は英語版の内容を翻訳したものがメインですが、時折オリジナルの記事や、翻訳をベースにローカライズされた内容の記事があるようです。繁体語と簡体語の両方で記事を読むことができ、Facebookのフォロワーは17万人以上。

4 RingHK.com

http://www.ringhk.com/

RingHK.comは、携帯電話に関する情報サイトとしてはトップクラスの人気。トップページでは、広告をコンテンツになじませ、サイトの内容をコンパクトにまとめています。端末の発売情報などのニュースやキャンペーン価格の紹介のほか、これまでに発売された機種のスペックを細かく記載したデータベースも充実しています。

5 ePrice.HK

http://www.eprice.com.hk/

スマートフォンやタブレットを扱うePrice.HKも、香港で人気のサイトです。ニュースヘッドラインには新作の発売情報のほか、詳細なレビュー記事が多数掲載。端末を紹介するページでは、詳細なデータと分析に基づいたスペック情報、市場価格などが記載されています。「產品比拼」のページでは、選択した複数のデバイスのスペックを比較できます。

6 T客邦

https://www.techbang.com/

台湾のT客邦も、香港でよく読まれているテクノロジー系サイトの一つ。同地域で最も規模の大きいコンピューター系出版グループである「PC home電腦家庭」が運営し、経験を積んだライターによるクオリティの高い記事を大量に更新。中国語圏のデジタルクラスタの支持を集めています。

7 科技新報(TechNews)

https://technews.tw/

台湾の科技新報も、2013年スタートと後発組ながら存在感を示しているサイトです。プロの視点による深い洞察、クオリティの高いコンテンツを目指し、オリジナル記事の執筆に力を入れています。テクノロジー、半導体、インターネットなどのジャンルを扱っているほか
AIカテゴリも情報が豊富で、日本を含むアジアのトレンドにもアンテナを張っています。

8 mobile01

https://www.mobile01.com/

台湾のサイトながら、香港でも人気なのが「Mobile01」。台湾最大規模のポータル・コミュニティサイトで、掲示板にはスマートフォン、カメラ、PCから旅行、ライフスタイルまで幅広いジャンルのスレッドが立っています。新作商品レビューも掲載しているほか、日本のJTBパブリッシングと協力し、訪日旅行に関する情報を集めた「悅遊日本」カテゴリも運用。

このように香港では、地元のメディアのほか、海外メディアの中国語版、台湾のサイトと、拠点も内容も様々なテクノロジー系サイトが人気を集めています。なかでも新作商品レビューやスペック比較に力を入れているサイトが多く見られました。スマートフォンに関しては、HuaweiやSAMSUNGといったアジアのメーカーだけでなく、Appleにも根強い支持層がいるようです。

 

コラム一覧に戻る