COLUMN 海外メディア戦略コラム

新聞系から新興系まで 多種多様な香港メディア8選

日本では今年の1月ごろ他、民主派派寄りのニュースを発信してきたネットメディアが廃刊のニュースが報じられてきました。香港国家安全維持法により圧力が強まる中、香港のメディアはどのようなものがあり、香港をはじめとした世界中の人々に読まれているのでしょうか?

今回は、Webメディアを中心に、多種多様な香港で人気のニュースメディアを紹介します。

1.巴士的報(Bastillepost.com)

http://www.bastillepost.com/global/

2013年にスタートしたBastillepost.com。名前にある“Bastille”は、フランス革命の出発点にあったバスの監獄(バスティーユ)から借用され、自らの限界を打ち破り、革命の普及に尽力するという意図が込められています。ニュース、スポーツ、エンターテインメント、テックといったカテゴリの記事を多く掲載。Daily MailやMetroのような英タブロイドとも共通するカラーを持つ、SNSでシェアされやすい柔らかめの内容を得意とするニュースサイトです。

 

2.東方日報(Oriental Daily News)

http://hk.on.cc/hk/news/

1969年にスタートした東方日報は、紙の新聞媒体の中では後発のスタートとなります。親中国のスタンスが特徴的で、広東語新聞の中では最大の発行部数を誇ります。香港のニュースを中心にオーソドックスなスタイルで、特に競馬欄は充実しているのが大北特徴の一つです。香港ではどこの新聞でもそうなのですが、広告スペースが記事の三倍以上あり、とりわけこの新聞の場合は量が多く、日本の新聞の倍以上、つまり80ページはあるのも特徴的です。

 

3.大紀元(Epochtimes.com)

http://hk.epochtimes.com/

ニューヨークに拠点を置くエポック・メディア・グループが発行する多言語メディアです。中国政府に強く批判的な報道で知られ、2020年アメリカ大統領選挙の選挙不正を主張していることでも知られます。また、ヨーロッパ州の保守政党やアメリカのドナルド・トランプ元大統領を支持することで、近年、急速に拡大をとげました。世界30数カ国と地域で中国語新聞を発行している他、多言語でWebサイトも展開しています。

 

4.民報(mingpao)

https://www.mingpao.com/

1959年創刊の老舗リベラル紙・民報が1995年にオープンしたポータルニュースサイトです。とても人気のサイトで、政治・経済や社会ニュースといった硬派な内容のほか、ショービズ系のエンタメニュースも多く掲載されています。

 

5.信報

http://www2.hkej.com/

香港とマカオで発行されている経済、財政、株式市場に関わるニュースを取り上げる経済専門紙のウェブ版です。企業の株価チャートや基本情報が検索できる機能も実装。一部の法律問題に関連する発表を発行することは、香港政府によって許可されているメディアです。

 

6.South China Morning Post

http://www.scmp.com/

アリババグループが運営するサウスチャイナ・モーニング・ポスト。1903年に創刊された香港を代表する英字新聞です。国際ニュースに加えて中国の政治、社会をはじめとする国内ニュースが充実しています。1996年から有料のオンライン版も発行しているほか、紙媒体版には学生割引サービスが存在するのも特徴的なメディアです。

 

7.頭條日報(Headline Daily)

http://hd.stheadline.com/

星島新聞グループによって発行される頭條日は香港で最も発行部数が多い紙媒体です。]ニュース、経済、エンターテインメント、旅行、グルメなどの情報が掲載されており、]月曜日から土曜日まで(公休を除く)の朝に主に香港鉄路駅の周りで配布しています。

 

8.新浪香港(Sina.com.hk)

http://sina.com.hk/

ポータルサイト新浪(SINA.COM、「新浪網」とも)やミニブログサイト・新浪微博を運営する中国最大手メディア運営会社・新浪のポータルサイト香港版です。ニュース、経済はもとより、スポーツからエンターテインメント、ライフスタイル、ビューティに至るまで、あらゆる情報が集約されています。ポータルとしての幅広い網羅性から、上記専門ニュースサイトに並ぶ勢いのユーザー訪問数となっています。

最後に

香港のニュースメディアは、新聞系や新興形など様々なメディアが存在します。今の世の中当然Web版も充実しており、東方日報、民報などは伝統的なメディアでありながらウェブ版も多くのユーザーが訪問していた一方、文匯報、大公報といった紙ほどの存在感を示すことができていない歴史ある新聞もありました。日々取り上げられるニュースの内容からメディアのカラーを読み取るのも面白いかもしれませんね。

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