COLUMN海外メディア戦略コラム

世界でバズった動画【2021年上半期編】

新型コロナウイルスが世界で猛威を振るう中、ステイホームと相まって需要を高めたのがSNS経由の動画です。これまで2019年、2020年に世界でバズった動画を紹介してきましたが、今回は2021年上半期編として、2020年後半から2021年前半にSNS上でバズった世界の動画を紹介します。

世界が日本を紹介?外国人が日本を紹介した動画がバズる

はじめに紹介するのは、外国人が日本を紹介し、世界でバズった動画2選です。

 

トムデイリー選手が行った日本選手村ツアーが400万再生を記録!

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以前の記事でも紹介した、金メダルの手編みメダルケースを作り大きな注目を集めた飛び込みのトム・デイリー選手ですが、実は日本選手村ツアーを自身で企画し、世界に向けて発信もしていました。その再生数はなんと400万超!

部屋から見える景色や選手村屋外の雰囲気、屋内エリアの様子、そして世界中の人が気になっていたレストランの様子などを撮影。動画はブレブレで状況がよくわかる動画ではないのですが、トムデイリー選手の人気から4,000弱のコメントが寄せられています。

オリンピック期間中に日本の魅力を伝えてくれたオリンピック選手は多くいますが、トムデイリー選手はその中でも特に注目を集めた選手です。インフルエンサーが注目を集めていますが、今後はスポーツ選手のインフルエンサーも増えていくことでしょう。

 

外国人から見た日本を発信するYouTubeチャンネルがメディアに取り上げられる

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日本を積極的に紹介してくれているのはスポーツ選手だけではありません。ロシア出身のローマンさんも、日本を愛する外国人の1人。バイクにカメラを取り付け、日本の文化や景色など、外国人から見て面白いと思った情報を世界に発信しています。片言の日本語でつぶやきながら撮影するローマンさんには、日本そして世界からコアなファンが多くいます。

そんなローマンさんが撮影した動画がなんと日本中のメディアで取り上げられたのです。その動画は、街中をバイクで走っているときに見つけた幼児たちの道路横断。目立つように黄色い服と橙色の帽子を被った複数人の幼児たちが、先生と一緒に手を挙げて歩いて行きます。

ローマンさんはこの動画を「日本で一番可愛い」と投稿したところ、さまざまなメディアがローマンさんとこの動画を取り上げ、ローマンさんは一躍有名人に。投稿したYouTube動画には、日本だけでなく、さまざまな国からコメントが寄せられています。

 

バズり動画の定番はやはり音楽!

バズり動画といえば、やはり音楽ジャンルを忘れてはいけません。どのような音楽動画が世界でバズったのでしょうか?

 

2億再生回数を超えたベトナムミュージック動画

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上記の動画は、2020年後半から2021年にかけてものすごいスピードで拡散され、再生回数2億回を超えたミュージック動画です。ベトナム音楽を背景に、アニメ風のキャラクターがダンスを踊ったり、歌ったりする映像が表示されています。

再生数とともにものすごいのが、コメント数。2021年9月現在、コメント数は9万9000を超えており、10万コメント数にもすぐにでも到達しそうな勢いです。

どうやらこの曲は、悲しいラブソングのようで、ベトナム人のハートを見事にキャッチ。最高の歌だ!と評価するベトナム人も多いようです。世界ではあまり知られていない、ベトナムを中心に大きくバズった音楽動画です。

 

未だに記録を更新し続けるブラックピンク

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2021年にも動画再生数でさまざまな記録を更新し続けているのが韓国の人気アイドルグループブラックピンクです。代表曲である「DDU-DU DDU-DU」は2021年にも再生回数を増やし続け、K-POPグループとして初めて16億再生回数を達成しました。

また、ブラックピンクのリサのソロデビュー曲「LALISA」は、YouTube公開から2日間で1億再生回数を突破し、こちらもK-POPのソロアーティストでは歴代最速を記録。

韓国では、YouTubeでのミュージックビデオを主要戦略の1つとして位置づけており、さまざまなプロモーションを実施。日本の企業も学べることが多くあるのではないでしょうか?

 

企業動画をバズらせた事例

最後に紹介するのは世界でバズった企業の動画です。企業の動画はビジネス的な意図が含まれるため、バズらせるのは簡単ではありませんが、視聴者の心をうまく捕まえることでバズらせることも可能です。

 

アップル?サムスン?動画勝負で勝利するのはどっち?

 

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世界には多くの企業がありますが、中でも大きな関心を集めているのがスマホの世界2大企業であるサムスンとアップルです。両者ともに、新製品の発売や新作情報に関する動画はバズりやすい傾向にあります。

上記の動画は、サムスンが2021年の新作デバイスをプロモーションする際に利用した動画ですが、ぼやけた画像の中心に新製品が置かれており、その全貌は明らかにはされていません。しかし、このたった9秒間の動画が逆に話題となり、再生回数はなんと9,000万回超え。アップルとサムスンの動画配信勝負は、2021年後半も続きそうです。

 

企業動画で最も再生された動画は?再生数なんと1億回超え!

 

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企業動画として最も再生された動画として注目を集めたのが、アメリカの保険会社であるステートファームがTwitterで発信した動画です。保険会社の広告なのに、登場するのはピザの配達員。ピザ配達員は、顧客が抱えきれないほどの料理を矢継ぎ早に渡していきます。

これはつまり、弊社の保険は非常に大きなリターンが得られるということを表現しているよう。たった15秒の動画ですが、業界と動画の内容のミスマッチが話題となり、動画再生数はなんと1億3,000万回超え!

ステートファームはさまざまな広告動画を利用していますが、桁の違う再生回数を記録した動画として全米で大きな話題となりました。

終わりに

2020年後半から2021年上半期にかけてバズった動画6選を紹介しました。人気歌手や企業がバズらせた動画もあれば、ふとしたことがきっかけでバズった動画もあったと思います。

動画がバズるきっかけは、ときに偶然でときに必然です。確かに偶然バズることもありますが、基本的には意図的にバズらせる必要があります。動画がバズると、信じられない速度で世界中に広まり、大きなプロモーション効果を発揮します。

もし、世界に対して商品やサービスを広めたい場合、動画制作に取り組むのも1つの方法です。

もし世界でウケる動画制作に興味がございましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

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