COLUMN 海外メディア戦略コラム

アジア:主要メディアまとめ【トラベル編】

世界のおよそ6割の人口が住むアジア地域。さまざまな歴史や文化を持つ国々によって構成され、アメリカやヨーロッパ、そしてアジア地域内からも毎年多くの観光客を集めています。旅行業界においてまさに一大マーケットと言えるアジアでは、インバウンドとアウトバウンドともに需要が拡大傾向にあり、トラベル系メディアを利用するユーザーも年々増加しています。

ここではアジア地域でよく利用されているトラベル系メディアについてご紹介していきましょう。

※以下の数値等のデータは2018年7月18日現在(SimilarWeb調べ)のものです

  1. 01. TripAdvisor

トリップ・アドバイザー|https://www.tripadvisor.com/

カテゴリーランキング:1位|月間ビジター数:19,060万人

平均滞在時間:3:28|平均PV:8.38|直帰率:56.44%

TripAdvisorはユーザーによって運営されているトラベル系メディアの雄。ホテルやレストランなど旅行に関する施設ついて数えきれないほど多くの情報に満ちています。ビジュアル的にはアイコンやバーゲン価格情報などが満載すぎるため扱いにくいと思われるところがあり、レビュー項目には”部屋の清潔度”や”スタッフの態度”など基準が不明確と思われるところもありますが、総じてよくできたサイトと言っていいでしょう。ユーザー・レビューは”最悪”から”最高”までカテゴライズされ、さらに”ビジネスでの利用””カップルでの利用”、そして”ひとり旅での利用”などシーンによってもソート可能。旅の計画を立てるにあたってとてもオススメのサイトのひとつです。

 

  1. 02. Airbnb

エアビーアンドビー|https://www.airbnb.com/

カテゴリーランキング:2位|月間ビジター数:8,362万人

平均滞在時間:8:35|平均PV:15.12|直帰率:35.14%

誰かの家で冒険的な体験をしたいと願っている行楽客にうってつけなトラベル系メディアがAirbnb。住宅のシェアというイノベーティブなアイディアを推進し、自宅を定額で旅行客に提供したいユーザーにとって理想的なマーケットとして機能しています。サーチやフィルタリングも簡単で、価格やスペース、オーナーの対応できる言語などによってブラウジングすることが可能。実際に宿泊したユーザーのレビューもお役立ちで、最近ではハイエンドなホテルも参画してきています。

 

  1. 03. agoda

アゴダ|https://www.agoda.com/

カテゴリーランキング:5位|月間ビジター数:3,912万

平均滞在時間:6:45|平均PV:6.44|直帰率:34.42%

agodaはとてもシンプルなトラベル・エージェント系メディア。シンプルなレイアウトでパステルカラーのトーンでデザインされ、とても視認性の高いサイトです。キー・フィーチャーはホテルのレビューで、清潔さや快適性、ダイニング、スタッフのパフォーマンス、そしてロケーションなどについてレーティングを提供。エクストラで掲載されているホテルの写真は大きくてセンスが良く、それぞれのホテルについて適切で良い印象を与えるように工夫されています。

 

  1. 04. CouchSurfing

カウチサーフィン|https://www.couchsurfing.com/

カテゴリーランキング:21位|月間ビジター数:860万人

平均滞在時間:7:51|平均PV:7.11|直帰率:32.44%

CouchSurfingはホスピタリティとソーシャル・ネットワーキング・サービスに特化したユニークなトラベル系メディア。ウェブサイトに加えてモバイル・アプリも展開しています。メンバーはホームステイをアレンジしたり、ロッジングやホスピタリティの提供やさまざまなイベントに参加することができます。プラットフォームはギフト・エコノミー(ギフト経済)をベースにしており、ホストはロッジングの提供時に請求することは禁止されています。メンバーはほかのメンバーに直接ホームステイのリクエストを送ることができ、トラベル・プランを公開してロッジングのオファーを待つことも可能。こういったサービスを提供するメディアはほかにほとんどありません。

 

  1. 05. HOSTELWORLD

ホステル・ワールド|https://www.hostelworld.com/

カテゴリーランキング:28位|月間ビジター数:821万人

平均滞在時間:5:53|平均PV:5.79|直帰率:37.51%

HOSTELWORLDは低価格で旅行を楽しみたいという方にオススメのトラベル系メディア。36,000を超えるホステル系の宿泊施設が登録されており、条件に合わせて検索、比較をすることができます。ユーザーによる情報豊富なポッドキャストも幅広く提供しており、さまざまな旅行プランやレビューを読むことが可能。サイトに掲載されている情報の多くはバックパッカーに関連したもので、倹約家にとってのバイブル的なトラベル系メディアとなっています。

 

  1. 06. Lonely Planet

ロンリー・プラネット|https://www.lonelyplanet.com/

カテゴリーランキング:37位|月間ビジター数:1,539万人

平均滞在時間:2:06|平均PV:2.36|直帰率:68.43%

Lonely Planetは旅行に関するプロフェッショナルなレビューやバランスのとれた識見を求めている方におすすめしたいトラベル系メディア。キャッチーなコピーと魅力的な写真でレイアウトされたサイトは見た目にとても美しく、機能的でもあります。レビューの対象には観光地やホテルなどさまざまなジャンルが含まれており、カブールのホテルについてのフィードバックなど、ほかのトラベル系メディアではお目にかかることのほとんどないトピックについてもカバー。常にアップトゥデイトな情報を提供しており、それぞれのレビュアーによる「訪れるべき場所ベスト10」は隠れた人気コンテンツとなっています。

 

  1. 07. viator

バイアター|https://www.viator.com/

カテゴリーランキング:39位|月間ビジター数:992万人

平均滞在時間:4:17|平均PV:4.68|直帰率:45.45%

viatorはTripAdvisorによって運営されているトラベル系メディア。ホテルやエアの手配が済んだ後のユーザーを対象としており、旅行先で行うべきことについての情報が満載です。トップページのサーチ・ボックスにキーワードを入力することで、さまざまなお役立ち情報にアクセス可能。ほかのユーザーが体験した内容についてのレビューがベースになっているので、自分の旅行プランについてより客観的なヒントを得ることができます。

 

  1. 08. Wotif

ウォット・イフ|https://www.wotif.com/

カテゴリーランキング:108位|月間ビジター数:211万人

平均滞在時間:4:30|平均PV:4.43|直帰率:43.71%

Wotifはアコモデーションに特化したサービスを提供するトラベル系メディア。旅行先の都市を選択し、アコモデーションのタイプやロケーション、星の数、利用できるファシリティなどを選んでいくことで希望に合った宿泊先候補に絞り込むことができます。ホテルやモーテル、イン、あるいはバックパッカー用のロッジなどをカバーしており、さまざまなニーズに対応可能。レイアウトもかっちり作られておりナビゲートしやすく、宿泊先を探す際にとてもおすすめできるトラベル系メディアのひとつです。

 

  1. 09. Rough Guides

ラフ・ガイド|https://www.roughguides.com/

カテゴリーランキング:546位|月間ビジター数:157万人

平均滞在時間:1:32|平均PV:1.81|直帰率:73.33%

Rough Guidesは大きな写真を利用したしゃれたレイアウトで使いやすいトラベル系メディア。「目的地」のタブのドロップ・メニューから1クリックでほかの地域に素早くアクセスできたり、国名をドリルダウンすると代表的な都市にジャンプすることも可能という具合です。天気やビザ情報、キー・サイトなどの役に立つ情報が掲載されており、持ち運びの便利なポケットサイズの会話集などを購入することも可能(電子書籍としても入手可能)。ホテルの予約は提携先のBooking.comのサービスを提供しています。

 

  1. 10. Frommer’s

フロマーズ|https://www.frommers.com/

カテゴリーランキング:623位|月間ビジター数:126万人

平均滞在時間:1:33|平均PV:2.02|直帰率:79.29%

Frommer’sは旅行全般についての情報を提供しているトラベル系メディア。アメリカとヨーロッパを中心として世界各国の情報を提供しており、各地域の概要や旅行関連情報、観光スポット、ナイトライフ、ショッピング、そしてアウトドアやアクティビティ情報をカバーするとともに、LGBTについてのトピックやハネムーン向け情報、シニアや身障者をターゲットにしたトピックなど、実に幅広く取り上げています。とてもバランスの取れたトラベル系メディアとして今後ますます人気となりそうです。

 

いかがでしょうか。アジア地域で人気のトラベル系メディアには世界的に著名なサイトも当然含まれていますが、バックパッカー向けなど比較的リーズナブルな旅行を実現するためのサイトも含まれており、若い世代を中心に利用されています。インドと中国という巨大国家を抱え、アジアでは今後ますますこれらのトラベル系メディアを利用するユーザーは増えていくでしょう。

 

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