COLUMN 海外メディア戦略コラム

アジア:主要メディアまとめ【インフルエンサー編】

オンライン広告にはさまざまな手法がありますが、インフルエンサー・マーケティングはもっとも効果的な形式のひとつとして知られています。かつてのポップアップ型広告などにストレスを感じるインターネット・ユーザーが増えているため、企業側はブランドのプロモーションのためによりストレス・フリーな広告手法を開拓しなければなりません。そんな状況のなかで、ビッグデータを活用したインフルエンサー・マーケティングが注目されています。

ここでは、アジア地域において注目されているインフルエンサー・マーケティング系メディアについてご紹介していきましょう。

※以下の数値等のデータは2018年7月18日現在(SimilarWeb調べ)のものです

  1. 01. Upfluence

アップフルエンス|https://upfluence.com/

3ヶ月ビジター数(2018年05月〜07月):279,880人|月間ビジター数(直近):93,293人

平均滞在時間:1:27|平均PV:2.31|直帰率:49.22%

Upfluenceはスモール・ビジネスとインフルエンサーをダイレクトにつなげることに特化したインフルエンサー・マーケティング系メディア。FacebookやInstagram、Google、Twitter、YouTube、そしてPinterestなどのメジャーなSNSプラットフォームで活躍するインフルエンサーの膨大なデータベースを誇ります。一方でキャンペーン・マネジメントのためのパワフルなツールも搭載。検索エンジンも強力です。ほかにもキャンペーン・リストを作成してインフルエンサーをマネジメントしたり、一度に多くのインフルエンサーにコンタクトできるツールも。価格帯的には中規模以上の企業向けのサービスを提供しており、同程度のサービスを提供する競合サイトと比較してもコストパフォーマンスにおいてとても優れています。

 

  1. 02. Deep Social

ディープ・ソーシャル|https://deep.social/

3ヶ月ビジター数(2018年05月〜07月):499,157人|月間ビジター数(直近):166,386人

平均滞在時間:6:03|平均PV:7.64|直帰率:27.88%

Deep SocialはInstagramにフォーカスしてサービスを提供しているインフルエンサー・マーケティング系メディア。Instagramで活躍する4,300万人を超えるインフルエンサーを広範囲にデータベース化、その中から100万以上のアカウントのデータを集積し、ブランドにとってもっともふさわしいインフルエンサーを見つけやすくしています。また、インフルエンサーとキャンペーンのデータを徹底的に分析するためのツールを搭載。年代やジェンダー、志向、人種や出身など、さまざまなパラメータで絞り込むことができます。こういった情報にアクセスできることで企業側はより洗練されたマーケティング戦略を立てることができ、最適なインフルエンサーにアプローチすることが可能になります。

 

  1. 03. revfluence

レヴフルエンス|https://www.revfluence.com/

3ヶ月ビジター数(2018年05月〜07月):661,913人|月間ビジター数(直近):220,638人

平均滞在時間:5:07|平均PV:6.37|直帰率:35.93%

revfluenceはブランドの特定のニーズに合わせてインフルエンサーを見つけ出すことのできるインフルエンサー・マーケティング系メディア。データベースに登録されているインフルエンサーは15万人程度であり、Upfluenceなどの大規模なプラットフォームに比べるとそれほど多いとは言えませんが、それでも有力なプラットフォームのひとつとして知られています。その理由のひとつは、インフルエンサーの登録にあたっての厳密な基準があること。ほかのサイトのなかには誰でもインフルエンサーとして登録できるものがありますが、見た目の登録数は多くても実際に最適なインフルエンサーを探すとなると苦労することが少なくありません。revfluenceであればニッチな領域でも理想的なインフルエンサーを見つけることができるとして、ユーザーから高い信頼を獲得しています。

 

  1. 04. FIND YOUR INFLUENCE

ファインド・ユア・インフルエンス|https://www.findyourinfluence.com/

3ヶ月ビジター数(2018年05月〜07月):34,017人|月間ビジター数(直近):12,516人

平均滞在時間:3:18|平均PV:4.27|直帰率:23.70%

FIND YOUR INFLUENCEは中規模でありながら世界的企業も利用するインフルエンサー・マーケティング系メディア。登録しているインフルエンサーは10万人超といったところですが、HONDAやSONY、ウォルマート、そしてLenovoなどのビッグ・クライアントが彼らの提供コンテンツを世の中に幅広く展開するにあたってこのサイトを利用しています。あらゆるメジャーなSNSプラットフォームにおいてインフルエンサーにアプローチすることが可能で、誰もが知っているような有名なコンテンツ・クリエイターとつながることもできます。キャンペーンの初めから終わりまで各種ツールを使って自動的に進行できるようになっており、インフルエンサーの検索から予算管理、キャンペーンに関連した各種データのレビューなど、あらゆることが簡単に行えます。

 

  1. 05. CastingAsia

キャスティング・アジア|https://casting-asia.com/

3ヶ月ビジター数(2018年05月〜07月):41,434人|月間ビジター数(直近):13,811人

平均滞在時間:4:18|平均PV:5.31|直帰率:23.62%

CastingAsiaはアジアにおける最大規模のインフルエンサー・マーケティング系メディア。アジアは消費者マーケットにおいて急速に発展・拡大しており、アジア地域においてブランドとブロガーとをつなぐことにフォーカスしたサービスを提供しています。ブランドやプロダクトをみずからのサイトでプロモートすることに積極的なアジア圏のインフルエンサーやブロガーをデータベースに数万人登録。ローカル・ブランドに対抗するための有効な手段のひとつはブログを活用することであり、攻略するのが難しいとされるアジアのマーケットにおいてもとても重要な戦略です。

 

  1. 06. Markerly

マーカーリー|http://www.markerly.com/

3ヶ月ビジター数(2018年05月〜07月):141,332万人|月間ビジター数(直近):47,111人

平均滞在時間:1:11|平均PV:2.08|直帰率:58.64%

Markerlyは登録しているインフルエンサーがハイクオリティであることで有名なインフルエンサー・マーケティング系メディア。インフルエンサーがデータベースに登録されるためにはさまざまな厳しい基準をクリアしなければならなくなっています。その基準のひとつとして、すべてのインフルエンサーはフォロワー数の増加を証明するためのトラック・レコードを提出することが義務付けられているほど。登録されているインフルエンサーの絶対数はほかのサイトに比べて少ないのですが、Marketerlyは”質は量を制す”をモットーにロングタームでのメリットをアピールしています。

 

  1. 07. onalytica

オナリティカ|http://www.onalytica.com/

3ヶ月ビジター数(2018年05月〜07月):129,267人|月間ビジター数(直近):43,089人

平均滞在時間:1:21|平均PV:1.78|直帰率:59.45%

onalyticaは2009年にローンチしたインフルエンサー・マーケティング系メディア。ブランドとインフルエンサーをリンクするにあたってフル・オートメーション型サービスを早い時期に実現したサイトのひとつとして知られます。その名声は確かで、MicrosoftやCanonなどがクライアント・リストに名を連ねています。登録しているインフルエンサーはFacebookやInstagram、Twitter、LinkedInなどで活躍しており、トップクラスのインフルエンサーを提供するだけでなく、ほかのサイトも羨むような包括的なキャンペーン・マネジメント・ツールを搭載。検索アルゴリズムは特に優秀で、常に最適なインフルエンサーを見つけることができますし、インフルエンサー・リレーションシップ・マネジメントやマーケット・レポートなど各工程の専用ツールも用意しています。データの正確性を定期的にチェックする専門のサポート・チームもおり、ハイクオリティなサービスを適切にメンテナンスしています。

 

  1. 08. Inkybee

インキー・ビー|https://www.inkybee.com/

3ヶ月ビジター数(2018年05月〜07月):8,719人|月間ビジター数(直近):N/A

平均滞在時間:0:36|平均PV:1.62|直帰率:57.51%

Inkybeeは北アメリカ地域にフォーカスしたサービスを提供するインフルエンサー・マーケティング系メディア。SEO対策の影響を考慮した洗練されたランキング・システムを搭載しており、本来ターゲットとすべきブログを効率的に見つけ出すことを可能にしています。プラットフォームの顔はほかの多くのキャンペーン・マネジメント・ツールと似通った印象がありますが、Twitterで活躍するインフルエンサーについてのより詳細な分析を行えるツールを組み込むことで差別化を実施。データベースには90万を超えるブログが登録されており、さまざまなジャンルから選ぶことが可能です。

 

  1. 09. grapevine

グレープヴァイン|https://www.grapevinelogic.com/

3ヶ月ビジター数(2018年05月〜07月):406,294人|月間ビジター数(直近):135,431人

平均滞在時間:3:26|平均PV:3.97|直帰率:57.28%

grapevineはYouTubeのトップクラスのインフルエンサーとブランドをつなぐことにフォーカスしたインフルエンサー・マーケティング系メディア。世界的に知名度の高いLogan Paulなどの特A級のインフルエンサーとはいきませんが、数多くのビッグ・ネームが名を連ねています。というのも、登録にあたっては最低でも1万人以上のフォロワーがいることが必須となっており、なかには何十万人ものサブスクライバーを誇るインフルエンサーも。また、検索レコメンデーション・エンジンも売りのひとつで、ブランドやマーケティング戦略に関連したいくつかのキーワードを入力すると、専用のアルゴリズムによってベストマッチなインフルエンサーのリストを提供してくれます。実際にブランドが求めていたインフルエンサーと80%以上のマッチ率と言われており、その精度の高さが伺われます。

 

  1. 10. BuzzStream

バズ・ストリーム|http://www.buzzstream.com/

3ヶ月ビジター数(2018年05月〜07月):979,042人|月間ビジター数(直近):326,347人

平均滞在時間:9:55|平均PV:5.50|直帰率:38.75%

BuzzStreamはインフルエンサーの詳細情報にアクセスすることのできるインフルエンサー・マーケティング系メディア。コンタクト情報やSNS活動の統計情報、過去から現在までのサブスクライバー情報などのさまざまなインフォメーションを提供しています。プラットフォームとしての規模はそれほど大きくないため、登録されたインフルエンサーの数も中規模ではありますが、その分利用料金がリーズナブルに設定されているため、初めてインフルエンサー・マーケティングを行うブランドにはおすすめ。フリー・トライアルも用意されています。

 

いかがでしょうか。インフルエンサー・マーケティングは消費者により近い立場であるSNSやブログで活躍する人気ユーザーを窓口とすることで、消費者にストレスを与えずにブランドに対して好意的なイメージを持ってもらうための有効な広告手法のひとつです。それぞれのインフルエンサー・マーケティング系メディアでは地域性や対象とするSNSのサービスなどで差別化を図りながら、クライアントのキャンペーンを効率的にマネジメントするためのサポートも提供。オンライン広告のメインストリームのひとつとしての確固たる地位を確立しています。

 

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